私は子どもの不登校を試行錯誤しながら歩いてきました。
苦しい事、辛い事がほとんどでしたが、時には不登校になって良かったのかもしれないとも思うこともありました。
そんな私がどんなふうに子供と不登校を歩んできたのかを体験談として紹介しています。
今回は子どもへの期待を止め、どうしたか。その結果どうなったかについて紹介します。
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不登校の親のなかには「不登校が早く終わって欲しい」「いつになったら学校に行けるのようになるの?」といった悩みを抱えているひとが多いと思います。
そんな人に向けて、不登校はどのように進んで行くのか、その時に親はどんな対応をしていけばいいのかについて解説していきます。
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淡い期待
子供への期待ってありませんか?
例えば、朝の身支度をしているから今日こそは行けるだろう!
今週休んだから、来週からは登校できるだろう!
こんな子供への期待です。
いつも私は、息子が登校するかもしれないという淡い期待を持っていました。
▶明日は登校するかもしれない
▶朝が無理なら、お昼から
▶来週月曜日からは
▶長い休み明けなら
▶早く寝たから明日は
▶学校に行く支度しているから今からなら
▶車に乗れたから(学校まで送迎)
不登校一年目、なかなか最後の1歩が踏み出せなかった息子でした。
私の期待も外れて「やっぱり行けなかった……」ってガッカリしていました。
行けそうなのに、行かない。行けない。
期待すればするほど、私は疲れていました。
「どうせ行けないのに……でも、今日こそは行くかもしれない!」って、また期待してみる。でもやっぱりダメ。そんなことを繰り返していました。
動かない息子を押したり、引いたり。大きな声で呼んだり、機嫌をとったり。
そんなことしてもやっぱり動かない。
私はどうしようもなくなり、息子が自分で動き出すのを信じるしかなくなったのです。
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期待しても動かない息子をみてイライラするのも、ガッカリするのも疲れてしまった私は、子どもに期待するのはやめました。
そして今度は、信じてみることにしたのです。
息子がいつか動き出す!絶対に将来引きこもりにならない!大丈夫だ!と信じることにしました。
その時は、そう自分を信じさせるしかなかったのだと思います。
期待と信じるは似てるけど違う。
【期待】実現するだろと自分の願望を心待ちにすること。
でもこれって子供のプレッシャーになり兼ねない。だから余計動けなかったのではないでしょうか。
【信じる】疑わず。自分の考えや判断が確実であると思うこと。
いつか子供が自分から動き出す。絶対に将来引きこもりにはならないと、子供を信じる。
あと何日、何ヶ月、何年かかるかわからない。でも、ここまできたら信じるしかない。
と、良い意味なのか悪い意味なのか分かりませんがそう思うようになりました。
今だからこそ、それが良かったと思えます。
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良い意味で期待せず、プレッシャーを与えず「息子は大丈夫」と何度も自分に言い聞かせました。最初は不安で不安でしかたなかったです。それでも何度も自分にいい聞かせてきました。
そして徐々に「子供を信じてみるかな」
↓
「信じてみよう。」
↓
「信じよう!」
↓
「信じる!」
と、少しづつ気持ちを変えられるようになりました。
そしたら、私の気持ちに比例するかのように息子が動き出したのです。
道のりは長かった~山あり谷あり、崖まで行きました。でももう大丈夫と確信が出来たとき『信じてきて良かった』と心から思えたのです。
今でもたまに不安になるときがあります。
☑️朝なかなか起きない時。
☑️宿題いやだなぁといってる時。
☑️学校行きたくないと言う時。
今でも息子が自分から動き出すことを信じて待つしかないのです。
※何もしないで待つと言う事ではないです。
※ただ見守るだけではなく、信じ、待ちながらいろいろな働きかけをしてきました。
その結果が再登校に繋がったと思っています。
まとめ
今回は子どもに期待するのを止め、信じることにした私の体験談を紹介しました。
まとめ
- 登校できるだろうと期待していたが、なかなか動き出さない子どもをみて私がイライラしたりガッカリしたりしていた。
- 辛くなったので期待することをやめた。
- 子どもを信じてみることにした。
- プレッシャーを与えないように「息子は大丈夫」と何度も自分に言い聞かせた。
- 心の底から子供を信じられるようになってきたら、私の気持ちに比例するように子供が動き出した。
- 子供が自分から動き出したら、子どもは自分に自信が付き、自分の責任を自分でとるようになった。
今回の体験談はいかがでしたか?体験談を参考に、自分たち親子はどう不登校を歩んでいけばいいのか?と考える一歩にしてみてください。
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