こんにちは元不登校の母でカウンセラーのこころです。
今回は不登校になるずっと前から予兆があったとわかった話です。
いつから、どんな兆候があったのか。不登校になる寸前の子どもSOSとは何だったのかについてです。
早期に予兆に気づけば不登校にならずに済んだのではないか?もっと他に対応方法があったのではないか?そんな後悔があります。
息子と同じような前触れが現れたのなら見過ごさず、子供の声に耳を傾けてください。
私の体験が誰かのお役に立てば幸いです。
【中学生】朝起きないのには原因がある!不登校になる前に対処せよ
中学生の親の中には「子供が朝起きなくて困っている」「起こさないと子供が起きない」「目覚まし時計がなっても気づかない」といった悩みを抱えている人が多いと思います。
そんな人に向けて、今回は中学生はなぜ朝起きないのか?どうしたら起きるようになるのか?について解説します!
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息子
●中学1夏休みあけから1年10か月の不登校
●昼夜逆転、ゲーム依存、家庭内暴力、HSC
●再登校後、全日制高校に入学
なぜ不登校になるずっと前の兆候にきづいたのか
不登校をきっかけに息子が話してくれたからです。
『俺は幼稚園の頃から行くのが嫌だったんだ』
『みんなと同じことをするのが嫌だったんだ』
『無理矢理行っていたんだよ』
予兆はずっと前から発せられていた
何年も前からすでに前触れはありました。
幼稚園の頃には毎朝幼稚園バスに乗るのを嫌がり、大暴れしていたのです。
他の子供なら入園直後バスに乗るのを嫌がりママと離れるのを嫌がるという事はよくあることだと思いますが、息子の場合は入園直後ではなく園や友達に慣れてからのほうが大変だったのです。
キレて、暴れて、泣いて毎朝とても大変でした。
これが1番最初の予兆だったと思います。
学習と習い事がマンツーマンで学べる【まなぶてらす】公式2度目の予兆
2度目の予兆は小学校高学年でした。
『学校に行きたくない』と言い始めたのです。
その都度私は『頑張って行きな!』『なんで行かないの?行きなさい!』と言っては息子を無理矢理登校させていました。
行き渋りの酷い日には休ませることもあり、数日休めばまた学校に行くことが出来ていたので私はあまり心配はしていませんでした。
しかし、この頃から息子の様子が変わりだしたのです。
風邪でも花粉症でもない息子が普段からマスクをつけるようになりました。コロナが流行る前の話です。
夏でも冬でも外出する時にはマスクをつけ顔を隠すようになり、それと同時に以前よりも口数が減っていきました。心なしか性格も内向的になっていったように感じていました。
ここからが本当の不登校前の予兆だった
2度目の予兆から半年ほどたった息子中1の夏のことでした。
■夏休みの宿題を全くしなかった
夏休み明け前日
『夏休みの宿題全然やってないから、学校いきたくない』と息子が言ってきたのです。
■体調不良
夏休み中から体調不良を訴え始めました。腹痛。頭痛。吐き気。めまい。そんな息子を私は病気でもしたのかと心配していました。
夏休みも明け息子は毎朝腹痛を訴えるようになりました。
毎朝トイレにこもり、登校時間もギリギリでした。
息子から学校まで送迎を頼まれるようになりました。しかし送迎中の車内でも腹痛、頭痛、吐き気。そして酷い時には顔を真っ青にすることもありました。
こんな状態が続く中、私はあることに気づいたのです。それはこの体調不良は朝だけに起こるということです。
朝以外の時間帯には体調不良を訴えることはなく元気だったのです。
■イライラ
以前に増しイライラしているように見えました。思春期が原因だと思っていた私は特に気にも留めませんでした。
- 足音がドタドタ!!ダンダン!!
- 戸を閉める時はバンッ!!
- 急に大声だして叫びだす。
- ゲーム機を床に投げつけ、パソコンのキーボードを殴り壊す。
イライラしはじめると手が付けられず、放っておくのがいちばんかと思い黙って見ていました。
話しかけると『あぁ……』とか『うん……』としか言わなくなり、無視されることも多くなっていきました。
●学校に行きたくない
●行こうと思っても行けない
●登校刺激される
●朝無理矢理起こされ、怒鳴られる
このようないろいろな思いが積み重なりイライラが酷くなって言ったのではないかと今は思います。
そしてこの息子のイライラは不登校中の暴言、暴力、物の破壊に続いていったのです。
■不眠
夏休み明けから夜寝る時間が遅くなっていきました。明日学校があるにもかかわらず、夜中2時頃まで部屋の灯りがついていました。
私は「なぜ夜中までおきていたの?」と聞きました。そしたら息子が『最近眠れない』『眠れないから夜中まで起きている』『部屋を暗くしてベッドに横になってみたけど眠れないんだ』と話してくれたのです。
息子はこの【眠れない】状態が続き、結局朝起きられないという悪循環。こうして息子は不眠から朝起きられない、そして行き渋り、不登校になっていったのではないかと思います。
■食の変化
元から小食。痩せ型の息子でしたが、行き渋りが始まった頃から以前に増して食べなくなってしまったのです。
そして不登校が悪化するにつれ食事もまともに取れなくなっていきました。
食べられる日は1日2食。しかしそこでも食べられるものしか食べないので栄養もまともにとれない日々が続きました。
もちろん私は3食準備していました。
学習と習い事がマンツーマンで学べる【まなぶてらす】公式まとめ
息子は行き渋りや不登校になる前からいろいろな予兆がありました。
園児のとき
- 園バス乗車拒否
- キレる
- 暴れる
- 泣く
小学校高学年のとき
- 『学校に行きたくない』と言い始めた
- マスクで顔を隠す
- 口数が減った
- 内向的になった
不登校直前
- 宿題をしなくなった
- 体調不良
- イライラ
- 不眠
- 食の変化
幼稚園や小学校のころから園や学校に行きみんなと同じことをして遊んだり勉強したりすることに違和感を覚えていたようでした。
それでも私は息子の「行きたくない」という気持ちを無理やり抑え込み、登園・登校させていたのです。
私は息子の予兆に気づけず、そしてなんの対応もしなかったので息子は行き渋りから完全不登校へとなってしまったのではないかと未だに後悔しています。
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