こんにちは、こころです。
子どもが不登校になり「どこに相談したらいいの?」「誰に相談したらいいの?」「辛く苦しい」「誰かに話しを聞いて欲しい」と、悩んではいませんか?
今回の記事では、不登校の主な相談先、悩み別のおススメ相談先、相談料、メリットデメリットをくわしく解説していきます。
この記事は次のような人におすすめです。
- 子供が行き渋り出して困っている。
- 不登校になりどこに相談したらいいのかわからない。
- 家族や先生に相談したが、進展どころか状況が悪くなっている。
不登校の悩みは状況に合った相談先や、相談する相手との相性なども大切です。
自分はどこがいいのか?と考えながら読んでいってください。
ココにも心が軽くなるヒントあります。
学習と習い事がマンツーマンで学べる【まなぶてらす】公式最初はどこに相談したらいい?
こどもが行き渋り出した又は不登校になった時にまず学校の先生・教育支援センター・教育相談所に「この先どこに相談したらいいのか」を相談してみましょう。
そのうえで子供の状況や状態を考慮し、その先の相談先を決めて行きましょう。
不登校で困った時【主な相談先10選】
学校・先生
担任の先生、学年主任・養護教諭・その他先生
メリット:親子とも面識があるので信頼関係がある。子供の性格、状態、学校での様子などを把握している。学習や進路に関するアドバイスが期待できる。
デメリット:個別対応の可否は先生や学校によって違う。個別の問題に十分な時間を割くことが難しい。
料金:無料ですが先生の時間を割いていることを忘れずに相談しましょう。
私はこんな相談をしたよ
- 別室登校や放課後登校のすすめ方
- 不登校中の行事参加について
- 勉強方法・教材
- 給食費・その他費用について
- 毎朝の欠席連絡
- 家庭訪問
- 再登校への準備
スクールカウンセラー
各学校に配属されているスクールカウンセラー。学校によっては配置されていないこともあります。
メリット:プロのカウンセリングが無料で受けられる。不登校や学校の問題を一緒に考えアドバイスしてくれる。学校や先生との連携が可能。
デメリット:予約が必要。カウンセラーの数が限られているので、次の予約まで時間が空いてしまうことがあり、すぐに相談することが出来ない。学校まで出向かなければならない。
料金:無料・その学校に所属している生徒や保護者、先生が相談できる。
私はこんな相談をしたよ
- 不登校について
- 学校行事への参加
- 先生との関わり方
- 他の不登校生について
- 不登校生の進路
教育支援センター・適応指導教室
不登校児童生徒等に対する指導を行うために教育委員会及び首長部局(以下「教育委員会等」という。)が、教育センター等学校以外の場所や学校の余裕教室等において、学校生活への復帰を支援するため、児童生徒の在籍校と連携をとりつつ、個別カウンセリング、集団での指導、教科指導等を組織的、計画的に行う組織として設置したものをいう。なお、教育相談室のように単に相談を行うだけの施設は含まない。
不登校に関する調査研究協力者会議フリースクール等に関する検討会議合同会議(19回)配布資料 (mext.go.jp)
メリット: 不登校生向けの支援がある。自分に合った指導が受けられる。個別のニーズに合わせたサポートがうけられる
デメリット::使用するには条件がある。また登録後にしか使用できないことがある。満員の場合は待機期間がある。
料金:無料(市町村や県が設置している)
教育相談所・教育相談センター
教育相談は、子供の成長や学習に関するトラブルや疑問を抱える人々(子供自身や親、学校の先生など)が、心のサポートやアドバイスを受けるための場です。来所・電話・メール・LINEなどで相談できます。
メリット:教育に関する情報が手に入る。専門家に聞ける。
デメリット:相談のみ
料金:無料から(NPOや民間の場合は有料)
病院
特性や障害、病気の疑いがある場合はココで診断や診療してもらいましょう。主に小児科・心療内科・精神科などです。
メリット: 心理的な問題に対する専門的なサポートを受けられる。適切なアプローチを提案してもらえる。治療やカウンセリングも可能。
デメリット:予約が必要。費用がかかる。
料金:健康保険の適用になれば、市区町村が実施する子供医療助成により補助されることもあり無料。そのほかは数千円から。
私はこんな相談をしたよ
- HSCへの対応方法(小児科の発達外来にて)
- 発達障害の診断(小児科:発達障害などを専門にしている院)
カウンセリング施設
カウンセリングでは自分の悩みを話し、カウンセラーが一緒に考えてくれます。新しいアイデアややり方を教えてくれ、問題を解決するお手伝いをしてくれます。
民間のカウンセリング施設は対面やZOOM、メールなどいろいろな方法でカウンセリングが受けられます。
メリット:専門家に相談できる。個々の状況に合わせた心理的な心のサポートが受けられる。相談者の悩みにより、さまざまな技法でカウンセリングが行われる。
デメリット:予約が必要。急な相談は不可。費用がかかる。カウンセリングなのですぐに効果を感じられないことがある。1度だけでは悩みを解決するのは難しい。
料金:1回数千円~ カウンセリング施設によりさまざま
家庭教師・学習塾
勉強方法・受験に関することは勉強の専門家に相談しよう。
不登校生を対象に教えてくれるところもあります。
メリット:個別指導があるところは子どもの学ぶスピードにあわせて学習できる。
デメリット:心の問題や、不登校生を指導したことがない場合はには対応しきれないことがある。費用がかかる。
料金:入会の相談なら無料の所がほとんどだが、入会後は授業回数や教科により違う。数千円から 平均は
親の会
地域にある不登校親の会に参加する。不登校経験者やその保護者と交流し、相談にのってもらえる。
メリット: 同じ問題を抱えた親と話せる。同じ境遇の人と支え合える場所。
デメリット:専門家の意見がない。
料金:利用する親の会によってさまざまですが、無料から数百円が一般的。
ネット(SNS、オンラインコミュニティなど)
XやInstagram、LINE、その他
メリット:困ったらすぐに相談できる。 匿名が可能。様々な情報が手に入る。
デメリット:信頼性が不確か。専門家ではない方が相談にのっていることがある。
料金:無料から(有料相談もある)
その他参考まで
全国のひきこもりに関するさまざまな支援機関・相談窓口を紹介しているサイトはこちら
行政が運営するひきこもりに特化した相談窓口です。(NPO法人などに委託している場合もあります。)
おすすめ悩み別相談先
不登校全般
行きなさいと言っても、学校に行かなくて困っている。どうやったら登校するのかわからない。休んでいるのにゲームばかりしている。昼夜逆転になってしまった。部屋から出てこない。家庭内暴力がある。など不登校全般の相談はこちら
- スクールカウンセラー
- 教育支援センター
- 教育相談所
- カウンセリング施設(不登校専門)
- フリースクール
- 親の会
- ネット(SNS、オンラインコミュニティなど)
相談相手の不登校に関する知識が薄弱だと、適切なアドバイスがもらえないことや、間違ったアドバイスにより不登校が悪化する場合もあるので注意が必要。
不登校の知識があり、不登校を専門に扱っているところに相談することをおススメします。
学校について
別室登校・保健室登校・付き添い登校、行事、各種学校への支払いなどの相談はココ!
- 学校・先生(担任、養護教諭、学年主任、教頭、校長)
- スクールカウンセラー
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- 病院(小児科、診療内科、精神科)症状によって受診する科は異なります。
- カウンセリング施設(不登校専門がおススメ)
早く相談したい!!
公的機関や医療機関は相談するのに予約が必要だったり、予約日までに長いと数か月かかることもあります。
実際に私も相談したい時にすぐに予約できずに困ったことがありました。
そこで!今すぐにでも相談したい時におすすめなのがコチラ
相談する勇気がまだ出ない人へ
相談したけど…何て言われるのか怖いです。勇気がでないです。
初めて相談するときは怖いですよね。勇気もいります。そんな時は不登校を専門に扱っている相談先をおススメします。
不登校を専門の相談員は経験者やその親、またたくさんの不登校親子の相談にのってきた人です。不登校の辛さや苦しさを理解している方がほとんどです。
不登校は早期に相談すれば子どもの回復も早くなります。
独自の判断により子供へ対応してしまった場合、それがもし間違っていたら不登校回復は長引きます。酷いと悪化します。
本来なら子どもの行き渋りが始まった時点からどこかに相談することが望ましいのですが、なかなかそうもいかないのが現実です。
これ以上自分だけではどうしようもない。と思った時点で相談先を探し一緒に考えてもらいましょう。
まとめ
今回は行き渋りや不登校になったときどこに相談したらいいのかを解説してきました。
内容をまとめると以下です。
相談先まとめ
✔ 初めに学校や先生・教育支援センター・教育相談所に「この先どこに相談したらいいのか」を相談する。
✔ 主な相談先10選とメリットデメリット、料金について
✔ 悩み事によって適切な相談先を選ぶことをおすすめしました
✔ 不登校は早期に相談すれば子どもの回復も早くなる
✔ 相談するのが恐いなら、相談しないデメリット(適切な対応をしないと不登校は長引く・悪化する)を考える。
✔できるだけ不登校を専門にしている相談先にする。
不登校はなにもせずただ時間が過ぎるのをまっていてもなかなか回復はしません。子供にあった適切な対応が必要です。
ひとりで悩まず、誰かに、どこかに相談することです。
今回の記事をぜひ参考に相談先を探してみてください!