こんにちは不登校カウンセラーのこころです。
「不登校なのに給食費の支払いは続いたままで損している気がする」「全く登校する気配がないから給食費を払いたくない」などと悩んでいませんか?
今回の記事では、給食費の止め方や止めている間に登校し始めたらどうしたらいいのか。またその他学校でかかる費用はどうしたらいいのかを解説します。
この記事は次のような人におすすめ!
- 給食費を払い続けていることにモヤモヤしている。
- 学校からは何も言われてないけど、止められるなら止めたいと思っている。
- 登校したときに給食がないと子供が可哀そうと思い止められないでいる。
- 行事費、教材費、PTA会費、部活費などその他の費用はどうしたらいいのかわからない。
先生から何も言われないので、給食費はストップ出来ないものと思っている方も多いと思います。しかし、申請すれば止めることが出来ます。
この記事では、止め方、止めた時のメリットデメリット、登校できるようになったらどうしたらいいのかを解説していきます。
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給食費はどのくらい支払っている?
実際に登校、不登校にかかわらず私たち保護者はどのくらい給食費を支払っているのでしょうか?
全国月平均:給食費
政府統計の総合窓口 (e-stat.go.jp)
小学校・・・4,477円
中学校・・・5,121円
参考にしたのはコチラ
学校給食実施状況等調査 令和3年度 学校給食費調査 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口 (e-stat.go.jp)
半年で計算すると平均で小学校では26,862円、中学校だと30,726円も支払っていることになります。
止めない限り毎月支払いは続いているのです。
不登校の子は、給食費プラス自宅での昼食代で実際は通常の2倍の額を支払っていることになります。
えっ‼なんか損した気分…どうやって止めたらいいですか?
学校に申請することで給食費は止めることができますよ。
給食費の止め方ガイド
学校や先生から給食費について話されるの?
不登校が長引いてくると先生のほうから給食費について話をされることもありますが、ほとんどの場合「学校に来て欲しい」と言う思いから給食費について先生のほうから話をしてくれることはないです。
「不登校が長引きだした」「いつ終わるかわからないから止めたい」と思っているなら、保護者から先生に支払いのストップが出来ないかと相談しましょう。
私の体験談
不登校が長引きだしたころ、担任の先生から「給食費はどうしますか?止めることもできますよ」と言われました。支払わなければいけないと思っていたので先生の配慮と無駄なお金を払わないですんだという気持ちから嬉しかったです。
相談先と伝えかた
給食費の相談は担任の先生に話しましょう。
その後、申請用紙をもらい記入→提出で給食はストップします。
とても簡単ですね!すぐに出来そうですよね。ですが想像してください。
不登校のこども一人の為に、先生に時間を割いてもらいます。手間をかけさせてしまいます。仕事を増やしたことになります。そこを理解したうえで先生に相談という形でお願いしましょう。
実際にあった体験談
不登校の親の方が担任の先生に「給食費を止めたい」とお願いしました。
しかし「出来ません」の一点張りで、給食費を止めることが出来なかったそうです。
なぜできなかったのかはわかりません。時期的に無理だったのか、先生の都合か、もしくは出来ない学校だったのか・・・。
このような話は他に聞いたことはありませんが、実際には止められない事例もあるということです。
申請したらすぐに止まるの?
申請時期などにもよりますので、いつからストップするのかは先生に確認しましょう!
給食費を止めるメリットとデメリット
メリットデメリットを比較しどちらがご自身の家庭に合っているのかを考え、子供と話し合い決めて行きましょう。
こんな時はどうしたらいい?
たまに登校する時
月数回、給食を食べています。このまま支払ったほうがいいのか悩みます。
子供と話しあい、先生に相談しましょう!
子供は食べたいと思っているのか、この先食べる回数を増やせるのか?など子供の意見を聞いてみましょう。
結果ストップする方向で話がまとまったなら、今度は担任の先生や学校に相談してみましょう。
その際、止める場合は登校出来た時はお弁当を持参していいのか確認することです。
「一人分くらいなら準備出来るので大丈夫ですよ」と言ってくださる先生もおります。
登校できるようになったらどうする?
学校に再開の手続きをお願しましょう!
止めた時と同様いつから再開できるのか?再開するまではお弁当持参でもOKかなど確認します。
給食止めたら、学校に行きにくくならない?
自分の給食がないと、子供はますます学校から遠のかない?
登校できるようになる子は、心が回復し元気になった子供です。
給食がなく、たとえ自分だけお弁当だとしてもパワーがチャージされれば登校できます。
給食がないことで学校から遠のいてしまうようなら、まだ心のパワーが貯まっていない状態ですよ。焦らないでね。
その他の学校への支払いはどうするべき?
不登校中でも行事費、教材費、PTA会費、部活費など支払いが発生しいます。
登校していない、参加していないのに払わないといけないの?
必ず払う必要はないものがほとんどです。
まずは子どもに行事や教材、部活はどうしたいのかと聞きましょう。そのうえで先生や学校、PTAに相談します。
まとめ
今回は給食費の止め方やメリットデメリット、その他学校にい払う各費用はどうしたらいいのかについて解説しました。
これで支払いにモヤモヤすることなく、焦らずに安心して不登校生活を送ることが出来るはずです。
今回の記事で一番大事なポイントはこちらです。
大事なポイント
各支払いをストップする前には必ず子どもに相談すること。勝手に支払いをやめないことです。
子供の気持ちを尊重すること!ここが一番大切にしなければいけません。
その後学校や先生方に相談しましょうね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。